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睡眠がゴルフの上達を早める!?

更新日:2022年2月1日

睡眠とパフォーマンスシリーズ②


仕事が忙しくて睡眠時間も十分にとれない中、ゴルフの練習にも一生懸命取り組まれている方も多いと思います。


まさに、寝る間を惜しんでゴルフの練習をしている、ということになりますが、睡眠時間の確保を行なった方が、ゴルフスイングの上達が早くなるかもしれません。子どもの頃から長い間自転車に乗っていなくても、大人になって久しぶりに自転車に乗ると問題なく乗れると思います。


これは「手続き記憶」という長期記憶のためで、何度も繰り返し行なった動作などを記憶し、習熟させるのに役立ちます。まさに、「体で覚えている」状態です。


自転車の乗り方だけではなく、スポーツ動作においても同様で、私たちはこの「手続き記憶」によって技術を向上させ、洗練させています。「手続き記憶」には睡眠が大きく関わっていることが知られています。睡眠には、深い睡眠として知られる「ノンレム睡眠」と、浅い睡眠として知られる「レム睡眠」があります。


眠りにつくと、まず「ノンレム睡眠」に入り、その後「レム睡眠」に移ります。ここまでがおよそ90分1サイクルとされ、その後は90分周期で「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が繰り返されるといわれています。


睡眠時間が6〜8時間だとすると、およそ4〜5サイクル繰り返されることになります。スポーツ技術の習得に必要な「手続き記憶」は、睡眠の後半のサイクルで活発に行われるといわれ、4〜5時間など短時間睡眠だと十分「手続き記憶」がされなくなってしまいます。


スポーツを早く上達させたいなら、十分に睡眠時間を確保するべきなのです。6〜8時間を目標に睡眠時間を確保し、「手続き記憶」を活発にさせて、効率よくゴルフスイングを上達させましょう!



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