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睡眠のメカニズム 〜ノンレム睡眠〜

睡眠とパフォーマンスシリーズ②


眠りにつくと、まず「ノンレム睡眠」に入ります。1サイクル目の「ノンレム睡眠」は、最も深い睡眠で約60〜90分程度続くといわれています。


その後浅い睡眠である「レム睡眠」へと移り、再び2サイクル目のノンレム睡眠→レム睡眠となって、約90分のサイクルを繰り返します。その後は、サイクルを重ねるごとに徐々にノンレム睡眠も浅くなって、レム睡眠と浅いノンレム睡眠という、全体を通して浅い睡眠となり、やがて起床を迎えます。ノンレム睡眠は、主に思考や記憶、感覚、認知など機能を司る、大脳を休ませる役割があります。


この時、体(筋肉)は少し緊張した状態となっており、「脳は休んでいるけど体は起きた状態」となっています。


睡眠中に寝返りをうったり、勝手に手足が動いてしまったりするのは、主にノンレム睡眠中に起こるといわれています。ノンレム睡眠の重要な役割として、「記憶の固定」があります。


これは入眠からの経過時間によって、その働きが異なるといわれています。


●ノンレム睡眠前半(入眠〜約4.5時間):いやな記憶の消去

●ノンレム睡眠後半(約4.5〜8時間):手続き記憶(運動や認知)の固定、宣言的記憶(出来事や知識)の統合スポーツパフォーマンスを高めたい場合は、日中に練習した運動技術を定着させるために、ノンレム睡眠後半の時間を十分に設け、手続き記憶としてしっかり固定することが重要です。


できれば6〜8時間は睡眠時間を確保した方が良いでしょう。すると、手続き記憶の定着をさせるノンレム睡眠をとることができ、スポーツ動作の上達を早めることが期待できます!