【チェック】
① イスに深く座り、背すじをを伸ばして背もたれに背中を付けましょう。
② 口を閉じたまま真っ直ぐに顎を引いて、鎖骨と鎖骨の間に首を付けます。
【評価】
行っている最中に、「首の後ろに痛みがある」、「顎を前に出して鎖骨につける」、「背中が丸くなって背もたれから背中が離れる」、「両肩が上がる」などがある方は、デスクワーク首度合いが高いと思われます。
デスクワークを長時間行っていると、頭と首の境目にある深層の筋肉、後頭下筋群(こうとうかきんぐん)は硬くなります。
また、表層には僧帽筋(そうぼうきん)や板状筋(ばんじょうきん)などがあり、これらはデスクワーク中に4〜5kgあると言われる頭の重さを支えており、これら筋肉も硬くなります。
時々、デスクワークをしている人の頭と首の境目に大きなシワができているのを見かけることがありますが、それは「デスクワーク首」要注意かもしれません。
首の後面の筋肉が硬くなると、首や背中にコリや痛みを感じやすくなります。
これを解消する方法として、ストレッチポールやテニスボールなどで行うセルフマッサージがあります。
仰向けに寝て、ストレッチポールやテニスボールを首の下に置き、ゆっくりと左右に首を動かしたり、「20秒から30秒ほど持続圧を加えて1度離す」を繰り返したり、など、硬くなっている首の後ろ側の筋肉をマッサージするのが手軽でおすすめです。

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