Written by Yuki. M
以前のコラムに「抱き上げられた子どもの体幹の使い方が理想的」と書きました。
小さい子どもを抱き上げる時、大人はまず脇の下に手を入れて体を支えますね。
この脇の下が体幹トレーニングに意外と重要です。
脇の下に手を入れて掴むのは肋骨です。
肋骨は上部に頭蓋骨、下部に骨盤があり、体を構成する大きい骨の真ん中に位置します。
その肋骨の中でも脇の下のあたりは一番しっかりした部分なので、まずこの位置が決まれば頭蓋骨、骨盤も位置を合わせやすく、ニュートラルポジションが決まりやすくなります。
立っている時は比較的意識しやすいかもしれません。
脇の下の意識で肋骨の位置を決め、その真上に頭蓋骨、真下に骨盤がくるようにしてみましょう。
プランク、四つんばい、横向きなど、体幹を鍛えるエクササイズの基本ポジションでも同じです。
肋骨の延長線上に頭蓋骨、骨盤をセットしましょう。
このポジションをキープするためには体幹を使い続ける必要があります。
四肢を動かしてエクササイズをする前に基本ポジションをキープできるでしょうか?
安全・効果的に体幹トレーニングをするためにもまずは脇の下を意識してみましょう。
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