カフェインは疲れ物質のフリをする!?
コーヒーを飲むと仕事に集中できたり、ホッと一息つけたりしますので、ついついコーヒーを飲み過ぎてしまう方もいらっしゃるでしょう。
コーヒーを飲み過ぎたり、寝る前に飲んだりすることで、疲れが溜まってしまったり、寝つきが悪くなってしまったりする可能性があります。
コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用(目が醒める)、集中力の向上などの効果がありますが、これには体内で作られる「アデノシン」という物質が関係しています。
アデノシンは、脳や体内でエネルギーが使われた結果生じ、副産物として体内に蓄積します。
アデノシンはアデノシン受容体という物質にくっつきます。
それを脳が一定量感知すると、体が疲れを感じたり、眠気を感じたりします。
カフェインは、アデノシンに構造が似ており、アデノシン受容体とくっつくことができるといわれています。
カフェインとアデノシン受容体がくっつくと、アデノシンは受容体にくっつくことできなくなるため、眠気を感じなくなり目が覚めるのです。
しかし、実際にはアデノシンはどんどん溜まっていますので、後々アデノシンによってとと疲れを感じたり、急激に眠気がきたりと、身体に負担をかけることになります。
また、覚醒作用がありますので夜にコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなり睡眠が浅くなります。
コーヒーを飲んで目が覚めるのは、あくまで一時的なものであり、カフェインの摂りすぎは体には負担がかかることを理解して、コーヒーの飲み過ぎに気をつけましょう!
そして、睡眠の質を低下させないように、コーヒーを飲むのは夕方までにして、嗜好品として楽しむようにしましょう!
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